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NISAの制度を理解する上で「少額」と「非課税」が重要なキーワードになります。

通常、上場株式や投資信託を売買して得た利益や受け取った配当金、分配金には所得税が課せられます。
2013年12月末まえは、株から得た利益は特例で約10%でしたが、2014年1月からは本来の約20%に戻りました。

100万円で購入した株式を150万円時点で売却した場合、50万円の差額が利益となります。以前は、50万円の10%にあたり5万円を所得税として支払う義務がありましたが、2014年からは約2倍の10万円が所得税として徴収されることになりました。
そんな中、新たな非課税制度としてNISAが登場しました。

NISA口座で購入した株式や投資信託の利益や配当金については非課税になります。
ただし、非課税となる投資枠は1年間で100万円までと決まっていて、これがNISAの持つ「少額投資」の縛りになってきます。

また、NISAを始める前に知っておくべき重要なことは、NISAは期間限定と言うことです。
今後制度の改正がある可能性もありますが、現時点で決まっている内容としては以下のとおりです。

NISAを利用できるのは、2014年から2023年の10年間になります。

その内、非課税のメリットを受けられるのはNISA口座を開設した年から起算して5年間になります。

仮に2023年に口座開設して投資した分については、その年から5年間非課税期間になるので、口座自体は2027年12月31日まで有効となります。

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